ご挨拶
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末澤山 洞川院
三十四世住職 禅峰利行(ぜんぽうりぎょう)
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【当山紹介】
末澤山(まったくさん)洞川院(とうせんいん)は南北朝の時代に建立された古い禅宗の寺です。
【鳴子七湯(なるこななとう)】として様々な効能と、色合いで有名な鳴子温泉の山ふところにあります。
参道には杉やヒバの大木が並び、古い歴史を感じさせます。
伽藍の後ろにはすぐ三条山(さんじょうやま)が聳えています。
この急峻な三条山には奥州の大将であった石塔義房(いしとうよしふさ)が居城としていた葉山(はやま)城が
ありました。
足利泰氏(あしかがやすうじ)の孫にあたる石塔義房は一族郎党と共に、この葉山城と周囲にめぐらした
幾つかの枝城を拠点として威を奮いました。
石塔義房はその後多賀城を攻め、それによって奥州全域は足利氏の支配が確立します。
境内参道左手には非常に古い観音様があります。
この観音様は、当山が開基される以前から山岳修験道の山伏にお護りされていたようです。
また、慈母観音や救世観音、道祖神があり、義経弁慶伝説が伝えられています。
参道の前を尿前の関(しとまえのせき)に繋がる「奥の細道」が通っております。
義経弁慶伝説や松尾芭蕉の「奥の細道」にご興味のある方はお越し下さいませ。
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末澤山 洞川院
〒989-0801 宮城県大崎市鳴子温泉字末沢42
電話番号0229-83-2164 |
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