洞川院−写真館−

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奥の細道

「奥の細道」が参道の前を通っています。 松尾芭蕉と曽良はこの道を通り尿前の関を過ぎ
鳴子峡の大深沢、小深沢を超えて出羽に向いました。
弁慶の手もみ石


高さ1.7メートルの鳴子石で出来た“弁慶の手もみ石”と呼ばれる見事な 道祖神が祀られています。
鳴子の鬼門を護り、無病息災、子孫繁栄に 御利益があると言われています。
仏掌庭園(親指)




参道を登ると右手に高さ5.1メートル、重さ20トンの鳴子石の巨石が屹立しています。
これは潟沼の近くから掘り出された自然石で「仏掌庭園」の右手の親指を表わしています。
仏掌庭園




参道から中門を入り、右手に拡がる泉水の庭園が
「仏掌庭園(ぶっしょうていえん)」です。
仏様が右手で結んだ与願の印(よがんのいん)の5本指を
其々鳴子石が表わしています。
仏掌庭園(蓬莱)




蓬莱(ほうらい)の石組です。
右に竜髭石、左に鯨鰭石を従え徐福が不老長寿の仙薬を探しに東の海に向う姿を現しています。
仏掌庭園(竜門瀑)




与願の印の人差し指と中指との間には竜門瀑(りゅうもんばく)が流れ落ちています。
その下では登ると竜になるという鯉が鯉魚石(りぎょいし)の姿で滝を見上げています。
仏掌庭園(小指)


与願の印の小指は鮮やかに紅葉したもみじに囲まれています。
この小指の石は地下深くに潜っており、長さは4メートルあります。 鳴子石の手を掛けない自然石です。
仏掌庭園(神威古箪石)


小滝の脇に立つ神威古箪(かむいこたん)石です。
黒の地肌に赤い筋が入り、仁王様のように見えます。
仏掌庭園(仏掌黒池)




てのひらのところには池があり鯉が悠々と泳いでいます。
夏は樹齢100年とも言われる百日紅(さるすべり)がたくさんの美しい花を咲かせ、
池を際立たせます。
仏掌庭園(通天橋)


涅槃へと誘う通天橋(つうてんきょう)の下は小滝がせせらぎを作っています。
水音は心を安らげ、時間を忘れさせてくれます。
仏掌庭園(自然池)




岩魚(いわな)池にかかる橋の上からの眺めです。
流れの岩陰にはイワナが泳いでいます。鉄魚池では鉄魚が舞うように泳いでいます。
魚取沼で発見された鉄魚は天然記念物です。
仏掌庭園(松雲上の八如来)




松の雲の上には八人の如来様がたが下界を見下ろしています。
池の周りに佇む立石は共に手を携えて涅槃への道を歩む菩薩様がたを表しています。
仏掌庭園




本堂の御本尊様から東南の方向を見た眺めです。
本堂(漆黒柱)




大玄関を入ると黒漆の柱が落ち着いた光を放っています。
伽藍の背後には山が迫り風の通りの良い本堂には微かに香が焚かれています。
本堂(釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩)




釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩が正面からこちらを見ています。
250年前の木造金箔のお仏様がたですが、近年に修復され本来の輝きを取り戻しました。
本堂(七世界)


七世界の図です。この世は六回ほど生成と消滅を繰り返し、
現在はその七回目の世の中であるということを示しています。
本堂(天蓋)




本堂の高い天井を見上げると黒漆を背景に天蓋が拡がっています。
本堂(朝顔)




釈迦三尊の須弥檀の正面には末沢山の号が掲げられています。
本堂(夕顔)




本堂の夕景です。
仏掌庭園(静寂)




「仏掌庭園」の夜景です。
洞川院 −日々是好日−




境内の本堂前には松の木があります。
かって、この松の木の中ほどから桜の木が生え
きれいな桜の花を咲かせたことがあったと言われています。




鳴子温泉写真集(作成中)



これ以降は、ページに写真だけを入れた通常のスライドショー。
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